ビットコイン積立のデメリット6つ、始める前に知っておきたいこと
「毎日333円のビットコイン積立」を実際に続けている身として、積立はいいところばかりが強調されがちだと感じることがあります。
でも、積立にもちゃんと悪いところがあります。
今回は、まとめて一気に買う方法と比べた時の「積立というやり方そのもの」の弱点を6つにまとめました。
1. 値段がずっと上がり続けると、まとめ買いより損する
積立は「買うタイミングを分けて、平均の値段を抑える」ことが目的のやり方です。
裏を返せば、値段がずっと右肩上がりで上がり続ける時は、最初にまとめて買った方が結局は安く買えていたことになります。
積立は値段が下がったり横ばいだったりする時にこそ強みが出るやり方で、上がり続ける時はもったいない結果になりうる、と分かっておく必要があります。
2. 金額が少なすぎると、増えるスピードが遅い
毎日333円のような少ない金額の積立は、始めやすい反面、資産が増えるスピードもゆっくりです。
月1万円くらいのペースだと、まとまった金額になるまでには何年もかかります。
「積立してる」という安心感だけで満足してしまって、肝心のお金が増えないまま何年も経ってしまうこともあります。
3. 手数料が積み重なることがある
取引所や積立のプランによっては、買うたびに手数料がかかったり、買値と売値の差(スプレッド)が発生したりします。
1回あたりは小さな金額でも、毎日・毎月と回数を重ねると、全体のコストがバカにできない金額になっていることがあります。
積立を始める前に、その取引所の手数料をよく確認しておくことが大切です。
4. ビットコインそのもののリスクは減らない
積立は、あくまで「買うタイミング」を分けるやり方であって、ビットコインそのものが持つリスク(取引所が不正アクセスされる、ルールが厳しくなる、値段が長い間下がり続けるかもしれない、など)を減らすものではありません。
「積立だから安全」というわけではなく、ビットコインに投資すること自体のリスクは、まとめ買いでも積立でも変わらない、というのは誤解しないようにしたいところです。
5. 「いつ売るか」を決めにくい
積立は「買う」ことは自動化されていて楽ですが、「いつ、どれくらい売るか」までは自動でやってくれません。
淡々と買い続けているうちに、売るタイミングやゴールを決めないまま、資産だけが積み上がっていく、という状態になりがちです。
何のために積み立てているのか(老後のためか、数年後の目標のためか)を、始める段階である程度考えておいた方がいいと感じています。
6. 確定申告のための記録が面倒になる
日本では、ビットコインを売った利益は「雑所得」として扱われ、買った時の値段は基本的に平均で計算します。
積立で買う回数が増えるほど、この計算がこまかく面倒になっていきます。
多くの取引所は年間の取引報告書を出してくれますが、複数の取引所を使っている場合などは特に、記録の管理をサボらないようにしたいところです。
悪いところを分かった上で、それでも積立を選ぶ理由
ここまで挙げた悪いところは、どれも「まとめ買いと比べた場合の弱点」であって、積立というやり方自体が悪いわけではありません。
相場を読む自信がない、まとまったお金を用意できない、値動きに一喜一憂したくない——そういう人にとっては、悪いところを差し引いてもなお積立の方が続けやすいやり方だと思っています。
実際の数字は積立日記で公開しているので、気になる方はあわせて読んでみてください。